機動戦士ガンダム 水星の魔女 第12話 逃げ出すよりも進むことを 感想

きょん吉

こんにちは。平城京です。

第1クール終了ということですが、あの最終回は……ど、どうなんすかね。
BBAは脳みそが基本的に90年代なんで、最近のアニメの最終回の定義がよくわからんのですが。
全12話で終わらんだろ、あれじゃあ、とは思ってたけど。終わる終わらん以前の問題でしたね。
最近のアニメは何で第1クールの第2クールの第1期だの第2期だの細切れなんすかね。大人の事情?
「続けてやりゃいいじゃん(-“-)」とも思うんですが(このへんの思考が90年代)
巷では「あれでこそガンダム」という声も聞かれますが。
いやいやいや!! あれガンダムちゃうで!! あの終わり方は「世にも奇妙な物語」だろ!!
あの終わり方で最終回言われて納得するのが令和式なのか……。
タイトルは前向きなのに中身はジェノサイドって……どうなの。

戦争の始まりです……

ソフィのあのノリはきっついですよねぇ(^-^;

スレッタもとんだキ〇ガイに見初められたもんですよ。

突然の戦争開始に、地球寮の面々は戸惑い、グエパパは出撃(この人、モビルスーツ操縦できたんやね。そこにびっくり)し、持ち前の行動力で動こうとしていたミオリネ様はまさかのダブスタクソ親父と合流。

外でもモビルスーツ同士での戦闘が始まり。

キチ〇イちゃんの談によると、対ガンダム対策のアンチドートが効くのはパーメットスコア3までだそうで。へ~。

地球ガンダムのルブリスちゃんもかなりパイロットの身体に負担をかける作りみたいですね。それでもパーメットスコア4で意識が落ちないあたり、〇チガイちゃんも、おそらくノレアも、それなり以上に熟練したガンダム乗りということなんでしょうね。

ミオリネ母は思ったとおり

「ノートレットならそうする」

初めてダブスタクソ親父からミオリネ母の名前を聞きましたね。

まあ夫婦なんてそんなもんですよ。あのプー〇ンばりの独裁者然としたおっさんについていける女なんてそうそういないでしょ。互いの価値観と思考が同じ方向向いてるから夫婦でいられるんだよ。

ノートレットさんという人はデリングの人間らしい部分を知る数少ないうちの1人だったのでしょうね。

「何で一緒に逃げなかったのよ」

おかんの死については致し方のない何かがあったのでしょう。ここではまだ語られていませんが。

娘のミオリネ様を庇って瀕死の親父。まあ、この人も人の親なんだよな、結局。

ニカ姉の正体があああっ?!

この流れで行くと、ニカ姉は今回の作戦を知らされていなかったということになるでしょうか。

まあ知ってりゃ、のこのこと落とされるとわかっているフロントに仲間を引き連れて行きゃあしませんよね。おそらく。

敵がアーシアンだとわかったニカ姉は「フォルドの夜明け」のメンバーだと推測したのか、相手へ向かって光で暗号を送ります。

その様子を見てしまったマルタンくんはニカ姉をどう見たのでしょう?

ニカ姉は「見られたらマズいもん見られた!!」と確実に思っているでしょうが。

ただ、この状況ならまだ上手いこといえば逃げおおせる気がするんだよね。

「民間人です」ってモールス信号送ったんだよ、くらいの。

生きるか死ぬかのギリギリでイチかバチかなのは本当だったわけだから。

正体バレたからマルタンくんの口を封じて逃走いうことはないと……信じたいんですけどねぇ。

主人公はグエルだったっけ……?

グエパパはディランザ・ソルで出撃。

父ちゃんの放った一発で軟禁されてた部屋の扉が開き、エアリアル(がいるってことはスレッタもセットだわな、そりゃ)がプラントにいることを知ったボブもといグエルもそりゃ出るわな(このへんの流れ、ファーストガンダムの某シーンを思い出したの私だけか?)

だってモビルスーツを操縦できるし、スレッタ以降3連敗しているとはいえ実力はあるわけだから。

つかあの3連敗の相手は全部ガンダムだからね!! グエルは善戦してるし強いんだって!!

自社製品をテロリストに使われてるのを見たグエパパの反応は正当だね。グエルもそこはきちんと怒ってたし。

この悲劇の最大の問題点は、グエルもグエパパも互いが同じ戦場にいて、しかも自分が戦っている相手が誰だかわかっていなかったとこだよね。

つか、本当にガンダムの王道を行く悲劇でございますよ。

今までは学内での決闘しか経験してないわけで、相手のブレードアンテナ折ったところで勝負は終わらんガチの戦場なんてグエルも初めてだから恐怖だったろうと思う。余裕もなかっただろう。しかも相手はガチ戦闘モードのグエパパ。相当強かったんじゃないかと思う。生きるか死ぬかだったんだから仕方ない。もっと早く回線を開けてさえいれば。

自分の手で誤って親父を殺してしまい。しかも親父の最期の言葉が「無事だったか? 探したんだぞ……」ときたら……グエルのショックと心の傷はいかばかりか。

ジェターク寮ラジオのサプライズゲストにグエパパ=金尾 哲夫さんが出られてて「おぉ!!」と当時は思ったものですが。

まさかあれがグエパパの遺言になろうとは……。

ねえ……。彼は何でここまで不幸に落とし込まれんといかんのかね。

最初はただの俺様ボンボンだったのにさ……。

ここまでの流れを見ると、完全にグエルに主人公フラグ立ちまくってるんですけど……主人公入れ替わるとかいうオチないですよねぇ?

サイコ・スレッタ誕生の瞬間……なのか?

敵に見つかりそうになったスレッタが殺される前に敵を一掃したプロスペラ母ちゃんたち。

さて。

プロスペラ母ちゃんの言葉のどのあたりまでが正しくて、どのあたりからが正しくなくなっているのでしょう。

おそらく「エアリアルに乗って~」あたりからかな。ヤバいのは。スレッタの手をさすりながら優しく語りかけてはいるが……いや、正しいっちゃ正しいんだよ。

相手は問答無用の聞く耳持たずで殺しに来てるわけだから。

「殺られる前に殺れ」ってのは戦場においての正論でしょう。

たぶん。

いちばんヤバいのはスレッタという少女の思考回路なんだろう。

プロスペラ母ちゃんの言葉を聞いただけで、あれだけ怯えていた死体から飛び散ったをあんなに躊躇なく足で踏めるんか、と。しかも前向きな笑顔で。

プロスペラ母ちゃんの言葉や声自体に何かが秘められているのか、スレッタがプロスペラ母ちゃんを「絶対者」だと崇拝しているのか。

ここまでくると新興宗教の教祖と信者の関係と変わらん気がする。

ウルの前に立ちはだかったエアリアルが神々しさではなくをまとって見えたのは私だけですかね。

「エアリアル復活!!」とはどうしても思えなかったのですよ。無双なのは以前と変わらないのに何か雰囲気が違う。改修型だから以前と見た目が違うといったらそれまでなんだけど。

ソフィも「前の方が好きだったな!!」と言ってたけど。そうなんだよ。目がきつくなってんだよね。

前回出ていた「クワイエットゼロ」が搭載されてますとかいうオチだったら笑いますけど。どうなんでしょう。

でもってガンビット合体からのMAP兵器っっ!!

あれ間違いなくMAP兵器やろ!! 敵一掃やろ!! スパロボでやりてーな、あれ!!

てかガンビット、索敵能力というか、そういうのあるみたいですね。もうね、もう何でもありだよ!! エアリアル無双ってことで。そういうことにしよう!!

サイコ・スレッタ降臨 ガクブル(;゚Д゚)!!

「今行くよ。ミオリネさん!!」

で、終わってれば良かったんだよなぁ。マジで。ここでED入ってんだからさ。

ネットで騒然の「ハエ叩き」「平手」な。

いや、まてまて。

やってることはまあ、正しいっちゃ正しいんですよ。

ミオリネ様を守るための選択肢はあれしかなかっただろうからね。

あかんのは、命の重みを全く感じなくなっている感覚の軽さ? っていうの? 

「人を殺す」ことへの覚悟というのか、そういうのが恐ろしいレベルで欠如している。

あっちょんぶりけまではまあしょうがないとしても。

あのあっちょんぶりけで足滑らせて尻餅ついて血まみれになって、しかも血が(つか血だけじゃないだろ、あれ)べっとりついた手を満面の笑顔で差し出せるあの感覚。

俺わからんわ、もう。

スレッタは主人公だったよね。

主人公ってのはさ、視聴者が共感できるからこそ主人公たり得ると思うのだが。

思考が理解できなくなった時点でもう彼女は主人公じゃなくないか?

つか、スレッタは本当に人間なのか?

人の心を持つ持たないの話ではなくて。リアルに。彼女は作りものなんじゃないのか?

いまだかつて、主人公が強化人間でしたとかクローンでしたなんてオチが過去のガンダムで存在しただろうか。

いや最近のガンダム見れてないからさ(SEEDまでしか補完されてません)私が知らないだけなのかもしれないけど。

これ……もうガンダムじゃなくないか。

ミオリネ様の「……人殺し」を聞いたときに、アスカの「……気持ち悪い」をなぜか思い出したとかいう与太話はさておいて。

これで最終回って……。

第2クールをどうやって始めるおつもりなのでしょうか。

たぶん、主人公がスレッタって言っても誰も信じねーぞ。

「第2クールは主人公が別の誰かに変わっている」に1票投じて、第1クールの感想を終わりたいと思います。

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