「SING ネクストステージ」
劇場公開日:2022年3月18日 110分
監督:ガース・ジェニングス 主演:マシュー・マコノヒー(吹き替え版:内村 光良)
きょん吉
あれからもう5年も経っていたのかと、そっちにびっくりしちゃいましたよ。
夢を掴んだ彼らのネクストステージはさらなる高みへ!!
私、基本的に洋画は字幕しか観ないんですが、今回は字幕版と吹き替え版の両方を堪能してまいりました!!
今回はさらに胸アツな展開!!
1において、ド素人からそれぞれ夢を掴んだメンバーたち。
劇場はいつも満員御礼。楽しいステージで素敵なミュージカルが繰り広げられます。
もうのっけからアクセル全開ですね。「不思議の国のアリス」を上演しているんですが、華やかで賑やかで、歌のパフォーマンスも最高で!!
ここだけでもお腹いっぱいの満足気分に浸れます(笑)
さて。
今回はエンターテイメントの聖地 レッドショア・シティにあるクリスタルタワー劇場での公演を成功させるまでのお話。
バスター・ムーンは相変わらずの豪胆ぶりで(爆笑)オーディションの権利を得られないなら無理矢理忍び込んでしまえ、とか、15年も消息が掴めないロックスター クレイ・キャロウェイと共演だの(いや、このへんはグンターのせいもあるのか(笑))大胆さとはったりにかけてはスーパーコアラと言わざるを得ません!!
ただ、あの並外れた行動力と度胸と仲間たちへの大きな優しさや思いやりがみんなを強く惹きつけるんでしょうね。
劇場で歌ったり踊ったりしているぶん、メンバーもそれなりに自信をつけていたのですが、今回はそれぞれが壁にぶち当たります。
高いところがダメで怖気づいてしまうロジータ。
ダンスのレベルが高すぎてついていけないジョニー。
恋がわからず苦戦するミーナ。
歌は上手いのに台詞がありえん棒演技なポーシャ(ジミー・クリスタル社長の娘)
それぞれがぶち当たった壁を克服していくシーンは本当に胸アツで(ミーナの脳内変換については爆笑)
特に私はジョニーVSクラウスのシーンは胸アツすぎて、2回観て2回ともガチ号泣しました!! いやもう、思い出しただけでまた泣けてきたわ!! それくらいの名シーンです!!
あと、ポーシャの本番での働きは神レベルだと思っています。てかね、適材適所ってこういうことを言うんだなってマジで思いましたよ(笑)
で。
いちばんの壁の克服は今回のゲストキャラともいえるクレイ・キャロウェイの心の傷、なのかな。
奥さんの死がきっかけで歌うことができなくなったクレイ・キャロウェイの頑なに閉じた心を開くために頑張るのがクレイ・キャロウェイの大ファンでもあるアッシュ。
彼女の歌声がどういう形でクレイ・キャロウェイの心へ届くのか。
気持ちの機微としては描き方が薄いなぁ、と、そこだけは少しだけ不満なんですが。まぁ本題は「ステージの成功」なんでね。
クレイ・キャロウェイの復活シーンもまた胸アツでしてな。こちらも2回ともガチ号泣。つか、あのギターの入り方はずるいわ。かっこよすぎる。
たぶん、何回観ても飽きないですよ、この作品は。あと6回は観に行きたいですもん!!
キャストが豪華すぎる!!
私、洋楽が疎いので字幕版キャストについてはあまり語れないのですが、やはり歌のシーンは圧巻ですね!!
で、あれですよ。作品中の曲はオリジナルではなくて洋楽のカバーが主なのね。そのへんもちょっと私は疎いのですが。
作中の曲がわかる人はさらにテンション爆上がりになること間違いなしです!!
バスタームーン:マシュー・マコノヒー(吹き替え版:内村光良)
字幕版を初めて観て初めて知りましたが、演じていらっしゃるマシュー・マコノヒー氏の声って内村さんの声にそっくりなんですよ。
字幕版も吹き替え版も雰囲気に違和感がないのはお2人の声や演技が似てるからなのかなって思っちゃいました。
ロジータ:リース・ウィザースプーン(吹き替え版:坂本真綾)
このお2人のキャストの共通点は透き通るような高音の美声。
子どもを放つときの(このシーンはマジで爆笑します)ロジータの台詞は字幕と吹き替えで少し違うのですが、個人的には字幕のが笑えて好きです。
アッシュ:スカーレット・ヨハンソン(吹き替え版:長澤まさみ)
共通点は名女優でありながら歌ウマっ!! というところでしょうか。
特に今回はクレイ・キャロウェイの心を優しく溶かす繊細な歌声を随所で披露されています。
ジョニー:タロン・エジャトン(吹き替え版:大橋卓弥(スキマスイッチ))
1に比べて大橋さんの演技がめちゃくちゃパワーアップしていました!! 違和感なくジョニーでした♡
でもって字幕版、吹き替え版とも、台詞のときの声は柔らかく甘めのお声なんですが、歌声がまたパワフル且つ色気があって♡ 声だけでコロッといっちゃいそうな美声でございました。そりゃヌーシーも信用せざるを得んわいな(笑)
ミーナ:トリー・ケリー(吹き替え版:MISIA)
1に比べてMISIAさんも演技がめちゃくちゃパワーアップされていました!! 恋するミーナがめっちゃ可愛かった♡
で、お2人ともパワーシンガーなわけですが。冒頭のアリスのラストシーンにおけるトリー・ケリー氏の歌声は圧巻!! としか言いようがありませんでした。底なしか、この人!! みたいな。
字幕版で一度聴いてみることをおススメいたします!! かっこよすぎて震えるぜ!!
グンター:ニック・クロール(吹き替え版:斎藤司(トレンディエンジェル))
グンターは吹き替え版においては斉藤さん以外ありえないでしょうね(笑)
それくらいノリの良さとテンションの高さと歌の上手さとがすべて揃っている。いいキャラですよね、グンターって。ときどき暴走するけど。バスター・ムーンがイラっとするのもわかる気がします(笑)
ミス・クローリー:ガース・ジェニングス(吹き替え版:田中真弓)
声が真弓さんとそっくりだから女性かと思いきや、ガース・ジェニングス氏って男性じゃん!! てか監督うっ?! 監督自ら出演ってありなんすか?! みたいな。
ポーシャ:ホールジー(吹き替え版:アイナ・ジ・エンド(BiSH))
クリスタルさん家のアホ娘(笑) 双方上手いのだけど、敢えて言うのであれば、歌は字幕、台詞は吹き替えがおススメかな。
とはいえ、歌の伸びやかさやリズム感は本当に双方捨て難い!! 宙を舞いながら歌うシーンも喜びの星のシーンも彼女のシーンは釘付けになります!!
クレイ・キャロウェイ:ボノ(U2)(吹き替え版:稲葉浩志(B’z))
いちばんでかいゲストキャラ!! 声としては字幕の方が違和感ない(ほぼあてがきみたいなもんだし)けど、吹き替え版だとライオンらしい唸り声が随所にあります。つか、稲葉さんの声が年齢のわりに若すぎるんだよ(^^;
ラストの「I Still Haven’t Found What I’m Looking For 」は字幕、吹き替えとも堪能していただくことをオススメいたします!! 字幕版だともともとご本人の持ち歌ですしね。稲葉さん版も痺れるほどかっこいいので是非!!
ジミー・クリスタル:ボビー・カナヴェイル(吹き替え版:大塚明夫)
アルフォンゾ:ファレル・ウィリアムス(吹き替え版:ジェシー(SixTONES))
ヌーシー:レティーシャ・ライト(吹き替え版:akane)
ダリウス:エリック・アンドレ(吹き替え版:木村昴)
クラウス:アダム・バクストン(吹き替え版:山寺宏一)
スーキー:チェルシー・ペレッティ(吹き替え版:井上麻里奈)
ナナ:ジェニファー・ソーンダース(吹き替え版:大地真央)
ジェリー:(吹き替え版:山下大輝)
リンダ:(吹き替え版:林原めぐみ)
子ブタのアデリーヌ:(吹き替え版:佐倉綾音)
ちなみに林原さんや山寺さんはじめ脇で出ていらっしゃる声優さんはオーディション会場の役者さんやパフォーマーの声もあてていらっしゃるので要チェックです!!
何度でも足を運んで、DVDになったら何度も観て、笑って泣いて、夢を追いかける勇気をもらえる作品です。
これ、続編作れるのかな。それくらいの完成度の高さ。字幕版も吹き替え版も大いに楽しんでいただけたらと思います!!
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他サイトにはなくてもここなら絶対見つかります!!
マンガ・書籍類も充実しているので、私はコミックスサイトやめてU-NEXT
1本にしました(≧▽≦)